バセドウ病の治療開始〜現在までの経過まとめ

お久しぶりです。

時の流れの速さに驚かされながら日記を書き始めています。

 

バセドウ病と診断されてから、チウラジール・インデラルを飲み始めたところまでで止まっていました。

現在までの経過を簡単にまとめていきます。

 

内服治療開始後、すぐに仕事を休むことになりました。精神的に限界が来てしまいました。

まずは病気を受け入れるところから始めようと、お休みをもらいに診断書を書いてもらいました。仕事に行けば何事にもイライラして、そんな自分に嫌気が差して、どんどん自分を嫌いになってしまうという悪循環に陥ってしまいました。

結果的に早めにお休みをもらっていて本当に良かったと思っています。

 

チウラジール開始後2週間程度経った日、なんだか調子が悪いなぁと思っていたら突然の発熱。咳や咽頭痛はなく、ただ熱が出るだけ。でもバセドウ病でそもそも頻脈なので、発熱の影響で更に頻脈がしんどかった…。

とうとう私もコロナか、と思い受診してPCRと抗原検査を受けましたが陰性とのこと。

一応チウラジールを飲んでいて発熱した際は採血をと言われているので…と採血をお願いしました。その時は総合病院の内科の先生に見てもらいました。採血の結果は特に変化がないので大丈夫でしょう、とのこと。帰宅して休みました。

翌日も熱は続き、もう一度コロナの検査をしておこうと思い、検査だけなら良いかと知り合いのいる内科クリニックへ行きました。そちらの先生が念の為に採血しておく?と気遣って下さったのでお願いしました。

そこで白血球の数値が前日の半分に下がっていると指摘されました。

何かしらの感染によって数値が一時的に下がることもあるそうですが、私の現在の状態を考えると一応バセドウ病を診てもらっている先生のところに行った方が良いとご助言頂いたので、その日のうちにいつもの先生のところへ受診しました。

 

そこでもまた採血(笑)

最近採血ばかりだなぁと苦笑い。元々採血が苦手な私だけど、ちょっと慣れつつありました。

採血の結果は、やはりチウラジールの副作用。無顆粒球症でしょうとのことでした。

この日からチウラジールは中止、インデラルは継続、抗生剤の飲み薬をしばらく飲むことになりました。

チウラジールは後味がずっと苦かったし、飲むの苦痛だからやめたいなぁと思っていたけど、いざこうなってみると(どうしよう…)という気持ち。

残された道は手術かアイソトープです、と伝えられました。ただ無顆粒球症も見過ごせないので、これ以上数値が下がってしまうようなら入院になるかもしれないと。翌日も採血に来るように言われ、一旦帰宅。念の為入院になっても良いように一式準備しました。泣きながらです(笑)

精神的に参っている状態でこうなってしまったので、この時の自分はおかしかったな、と今は笑い話なのですが、この時は本当に辛かった。

 

翌日の採血でも更に数値は低下。免疫力を上げる注射を打ち、帰宅。家でごろごろしていると先生から連絡があり、翌日に紹介する病院へ受診してほしいと少し大きめの病院へ行くことになりました。

翌日受診し、また採血。免疫力を上げる注射のおかげで少し上がっていました!数値が上がっていなければ入院しておうと思っていたけど、上がっているなら少し様子を見ましょうと帰れることになりました。

しばらくこちらの大きい病院でお世話になることが決まり、現在までこちらで診てもらっています。

理由としては手術かアイソトープか悩んで、手術になればどのみちこちらの病院でやってもらうことになるからでした。

私は夫と話し合って、アイソトープに決めました。先生からもアイソトープをしてみて、効果を見てからダメなら手術という風にしても良いですと教えて頂いて、安心して受けることが出来ました。

 

 

 

 

 

バセドウ病

バセドウ病って何?って思いました。

自分がバセドウ病だろうと言われなければ名前は聞いた事あるけど…程度の認識だったと思います。

初めての診察でバセドウ病だろうと言われた時、多分というニュアンスでした。外に出す採血があったようで、それを確認して確定診断に至るということみたいです。

その日だけで分かると思っていたけど違うんだなー。

 

私の場合頻脈と動悸がひどく、ヨウ化カリウムとインデラルをその日からすぐに飲んでと言われ飲み始めました。脈がずっと100を超えててひどい時は160を超える時もあった。

飲み始めてから数日であんなにしんどかった頻脈と動悸が少しおさまるのが分かりました。でも怒りっぽかったり刺激に対しての反応が強いのは変わらず、周りの人にきつい言い方をしてしまったりイライラしてそれが止まらなかったり、そんな自分に余計にイライラして疲れてしまうことが増えました。いつもならこんなんじゃないのに、と悲しくなってしまうんです。自分でもこんな言い方、感じ方をしたくないと思っても、抑えられないんです。仕事中もそんなことが増え続け、仕事を続けられるか不安でした。できれば休みたいけど休めないし、無理をすれば更にイライラ、ストレスで悪化する病気なのにもっと悪くなってしまうのではという不安。ある程度周りの人には伝えていたけど、そこまで重く受け止めてくれる人はおらず、大丈夫?それなら良かったで済まされてしまう。

 

よく熱っぽいなーと思ってそれまでは元気だったのに、38℃もあると分かったら途端にしんどくなることありませんか?私がまさにそれでした。これまではどんなに症状が出ていても加齢かー!と笑っていられたのに、バセドウ病かもと言われて薬を飲み始めると病人になった感じが強くてしんどくなってしまいました。

 

はじめ、先生にはこんなこと言うもんじゃないと思い、夫にだけ話して聞いてもらっていました。先生は「仕事を休んでるぐらいの状態だよ」と言ってくださっていたし、夫からも先生がそう言っていたし、仕事休んだら?と言われていました。でもこんなことで休んでいいのか?症状が落ち着いてきているのに休むのは…コロナのこともあり、職場のみんなも大変ながらなんとかやっている状況なのにそうでない私がこれで休むのはいけないんじゃないか…と渋っていました。本当に症状自体は落ち着いてきていたんです。でも精神面がついていけませんでした。私自身がまだ受け入れられていなかったんです。未熟でした。

 

そんな中で、次の受診日が来ました。

診察室に入るなり先生が用紙を準備して待っていました。「バセドウ病について」「内服にともなう副作用の説明書」が置いてあり、「バセドウ病だね」とはっきり言われました。後ろに看護師さんもいらっしゃるし、他にも患者さんがドアの外にいらっしゃるので、迷惑をかけてはいけないと泣きそうになるのを我慢しました。

なんでそんなに泣きそうになっていたのかというと、私が絶賛妊活中だったからです。でも初めての診察日に先生にお伝えしていたので、メルカゾールではなくチウラジールにしてくれました。奇形のリスクが減るみたいです。

 

数ヶ月後で落ち着いてくると思うからそれから妊活を再開してね。と言われました。家に帰ってから泣きました。この数ヶ月がどれだけ大切か分からないから。それから、状況によるけど2〜3年は飲み薬を継続することになると言われました。コントロールが安定していれば妊娠、出産も問題ないと言われ、一安心でした。

 

その日の夜からチウラジールを飲み始めました。チウラジールを飲む前にGoogle検索で苦味があると知りました。

飲んだ時に苦味なんてないじゃん!と安心したのもつかの間、少ししてから口の中に広がる苦味!本当に苦いんです。これを約3年?無理無理無理…というぐらい苦いです。辛いー。そうこうしてる間に次はこむら返り。両足こむら返りしちゃって逃げ場もなくベッドでのたうち回ることしかできず…。辛い。漢方とか出してもらえないかな…。まだ飲み始めてちょっとしか経ってないので、また先生に相談してみようと思います。薬も飲み忘れがないようにしないと!꒡̈⃝

 

今後は↑↑以降の経過を不定期に残していこうと思います。

何かバセドウ病について情報がある方、こういう生活するといいよ、等ありましたらぜひぜひ教えてください🙇‍♀️

 

なんだか体調がおかしいなと思った日

今年に入ってからなんだか体調がおかしいなと思う日が増えました。

私は30代前半、結婚して数年が経ちました。夫と2人暮らし。仕事は会社員です。

 

最近歳のせいか、体力が落ちてきたな、疲れやすくなってるなと感じる。食生活は変えてないのにするすると痩せていく。YouTubeとかに出てくるCMみたいな感じ。運動の習慣もないから筋力も落ちる。これが加齢か!!と恐ろしくなりました。

 

数ヶ月後周りからも痩せたねと言われ始め、元々60kg程度あった体重は40kg台まで落ちました。鎖骨はくっきり、肩の骨も出っ張り、骨盤辺りの骨も出っ張り、あちこち擦れて赤くなっていました。

 

好きなようにご飯を食べてるのに痩せてラッキー♪と思ってたけど、段々不安が出てくる。

もしかして何かの病気?と思い始める。

 

でもこれまで学生時代は元気に運動して、社会人になってからもテニスをして。割と活発な方だったので病気になるとは思いもしませんでした。

 

おかしいなと思ったのは頻脈、動悸、息切れから。あと指先の震え。

何をしてても息が上がって、誰かと談笑するだけで口で息をしなければならず、ひどい時は肩で呼吸をするようになった。少し階段をのぼれば動悸、息切れ。バクバクと心臓が脈打ってるのが分かりました。何か小さめのものを持つ時には指先が震えてあれ?変だなーと思っていました。

ただどうしていいか分からず、誰にも言わず、ただの加齢だから大丈夫と息を整えて、体調が悪いのでは?と気付かれないようにしていました。

汗をたくさんかいて、水分が手放せなくなりました。休憩時間外に水分補給するのはあまり印象が良くない職場でしたが、それでも口の乾きに耐えられず水分をとりまくっていました。

 

そんな矢先、友人からどこか悪いんじゃないかと心配され、喉が腫れていることを指摘されました。友人の知り合いに同じような症状の方がいて、甲状腺の病気だったと聞きました。

友人から私が心配だから受診してと言われて、そんなに言うのなら仕方ないかと渋々受診しました。(今となっては感謝しかありません。)

 

病院で一応思い当たる症状を伝え、採血をとることになりました。今でも忘れられない、診察室に入ってすぐ言われた「これはもうバセドウだね」。えーーーーー?ですよ。そうなの?って。そこからあまり記憶がなくて、ただそうなんですか、はぁ、わかりました。薬ちゃんと飲みます。しか言えなかった。

でも先生から「今までしんどかったでしょ。結構数値ひどいよ。普通に生活するだけでも大変だったのによく頑張ったね。これから良くなるから頑張ろうね」と言われ、泣きそうになりました。

今まで加齢からくるものだと思っていたのに、病気だったんだという安心感。これから自分がどうなっていくんだろうという不安感。どちらも相まってパニックでした。

友人のおかげで重症にならず内服で治療を進めることになりました。ありがとう꒡̈⃝

 

 

はじめに

 

このブログを書こうと思ったきっかけは、現状に至った経緯を残しておきたいと思ったから。

 

同じように辛い思いをする方や、なんとなくあれ?って思い早期発見できる方が増えればいいなと思いました。

 

私は中等症程度で済みましたが、周りの人からの指摘や多少の強引さ(笑)がなければもっと酷くなるまで放置していたと思います。

 

病院にかかって何も無ければそれで良し!安心材料になります。(お金はかかるけど…)

 

私もそんな気持ちで受診してみたら、バセドウ病と診断されました。

 

今の気持ちを忘れないためにも書き残しておきたいと思います。